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八木ちゃん [綴らせてよMersey Beat]

音楽評論家の八木誠さんがなくなったと今知りました。6月5日のことだったようです。
正直ほぼ、一ヶ月間そのことを知らないでいたというのが、とても悲しいです。
65歳だったとのこと。 

学生時代、Bay City Rollersが大ムーブだった。
そして、彼はBCRを紹介するラジオ番組を持っていました。
洋楽と呼ばれる音楽をそれまで、聴いていなかった私は彼や大森森庸夫さん、山本さゆりさんのラジオを聴いて、一番脳細胞が、色んな事を吸収するであろう時代を過ごした。

Bay City Rollersの人気は正直儚いものだった。
「アイドル」であった彼らは、その演奏能力だったりを疑われることが多くなり、彼らを「イモバンド」と呼ぶ人が出てきた。 

そんな中、八木ちゃんは、ラジオで語り続けてくれた。「音楽の善し悪しは、人が言うから決めるものでなく、自分がどう感じるかで決めるものなんだと。BCRの音楽は素晴らしい音楽なんだ。」と。
評論家さんの間で、BCRを応援している彼というのは、「なんで、あのイモバンドを応援する?」というところもあったのだと思う。私は、それでも、ご自身の思いを曲げずにBCRを応援し続けてくれた八木さんを応援していたし、尊敬していました。

よく、リクエストカードや、手紙をラジオ関東に送ったものです。名前呼ばれて本当に嬉しかった。
録音したカセットテープ何度も聴いていた。
あの頃を私と今の私、歳はくったけれど、基本たいして変わってないよね。

あ、「輝け!Bay City Rollers』という番組は、文化放送でしたが、私が大好きだったのは、「翔け!世界のスーパーアイドル」という番組だった。確か全米TOP40の後の深夜の番組だった。

Peter & Gordonの"I go to Pieces", Osmondsの "Love me for a reason" Rollers意外にも彼が、その後私がこの歳まで聴き続けている色々な曲を教えてくれました。
本当は、もっともっと、彼はソウルミュージックなどに詳しい方で、もっともっと、彼の好きな音楽を聴いておけばよかったです。これからでも聴いてみようと思います。

八木ちゃん本当にありがとう。
当時の中野公会堂でDJショーやりましね。その時にお会いできたこと、今でもいい想い出です。

お疲れさまでした。
大好きな音楽をそちらでも、聴き続けて下さいね。

本当にどうもありがとう。

彼が監修をした、CD


アナザー・サイド・セブンティーズ

アナザー・サイド・セブンティーズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD



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言葉がありません [綴らせてよMersey Beat]

また、悲しいお話です。
The Knackのヴォーカリスト、Dougさんが14日、癌との付き合いにピリオドをうちました。
彼らの音楽が大好きだから、ゆっくり偲びたいのですが、明日も仕事なので、我慢します。
Dougさん本当に素敵な音楽をありがとう。私はあなたのラブソングが大好きです。

http://www.knack.com/home.html

また訃報 [綴らせてよMersey Beat]

長く生きていくと、これは避けて通れないのでしょうが、
このblogのカテゴリーの一つに「お悔やみ」というのを作ったほうがよいほど
お悔やみの記事が増えてきました。悲しいです。
Peter and GordonのGordonさんが、急逝されました。
心臓発作とのことなので、本当に急だったのではないかと思います。

Peterさんが、コメントを公式Webで出しています。
http://www.peterandgordon.net/
彼の悲しみがヒシヒシと伝わってきます。

半世紀友達だったんですものね。

ラフにしか、訳せませんが、下にその内容の概略を私なりにまとめた物を記載させていただきます。

***************
Peter さんのコメント概略

私の人生の中で本当に大切な存在を失うことは、受け入れがたく、
そっとしておいて欲しいです。

半世紀の間音楽のパートナーであり、ただのジャズ好きの私を
ロックンロールへと導いてくれたのも、彼でした。
彼がいなければ、私が音楽の仕事をすることはなかったでしょう。
彼と60年代に音楽の仕事をしていたということは、私の人生の中でもとても大きな意味を持っています。
その後二人が別々に仕事をはじめても、いい友達でした。デュオでは、珍しい中の良さだと思います。
再結成してからも、もちろん、彼とのステージは本当に楽しかった。

彼と共に音楽をやれたことを、本当に誇りに思っていますし、彼こそがPeter and Gordonの芯であり、魂で、私はただ、そのハーモニー担当だったのです。

もう、一緒に歌うこともない、私の歌を彼に邪魔されることもない、彼の冗談に笑う事もない、彼の電車のプラモデルコレクションの自慢や、庭の自慢を聞くことももうない。考えられない変化ですし、まだ受け入れられていません。
*****************

Gordonさん安らかに
Thank you for the great music.

哀悼の意を表し、以前私が書いた2つの記事のリンクを追加しておきます。

http://merseybeat.blog.so-net.ne.jp/2006-07-01

http://merseybeat.blog.so-net.ne.jp/2005-11-01

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September in the rain [綴らせてよMersey Beat]

September In the Rain

Words & Music by Al Dubin & Harry Warren
Recorded by Dinah Washington, 1961 (#21)

The leaves of brown came tumbling down - remember
茶色の葉が舞っていたね
That September in the rain.
あの雨の9月
The sun went out just like a dying ember
残り火が消えて行くみたいに太陽が消えたね
That September in the rain.
あの雨の9月

To ev'ry word of love I heard you whisper,
あなたの囁く愛の言葉ひとつひとつにあわせて
The raindrops seemed to play a sweet refrain.
雨音が奏でた甘いリフレイン
Though spring is here, to me it's still September,
春が来ても、私の心はまだ9月
That September in the rain.
あの雨の9月

*うざったい日本語by Kayo

**********************************************
ビートルズがデビューするために作ったデモテープの中で演奏された、ジャズナンバーですね。
(ジャズファンの人からしたら、こんな失礼な曲紹介の仕方もないでしょうが)
それをロッケンロールにしちゃったビートルズはやっぱ凄いと私は思っているのですがね。
べ・サメ・ムーチョにしたってそうですよね。...(と熱く..ウザく語ってみる。)

タイトルが「9月の雨」なので9月一発目の記事にしてみたのですが、実はこれは春の歌なのね。
「春なのに、♪こころだ〜け立ち止まったまま〜」ってわけですわ。
結構このパターンって多いですね。
ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」あれも実際には「カリフォルニアを夢見て」で、
描かれているのは「葉っぱは全部枯れて灰色の空..」と寒々とした(おそらく東海岸)の冬に暖かいカリフォルニアを夢見ている話でございました。

さてさて、9月September竹内まりあ...太田裕美....アース・ウインド・アンド・ファイア...歌で扱われることの多い月ですね。人を詩人にしてくれる月なのかしらん?(笑)

この歌詞くらい、想い出にできるくらいの...やさしい雨が降りますように。
アメリカでも日本でも、今年の雨は辛い物になってしまったから。

まとまりのない文で失礼しました!
で....写真は春の一枚を流用。(画像のメモリー節約に御協力下さい(笑)


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